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有名人になって深夜ラジオ番組を持ちたい。

「はあ~~♡御伽くんかっこいい~♡」
っていうミーハー女子に、ものしり女子が
「御伽くんってテレビ出てる時は割とおとなしい感じだけど、ラジオだと結構はっちゃけてるし下ネタもバンバン言うんだよ?w」
って話してほしい。
で、女優と結婚したら下ネタはあからさまに控えたい。
で、そのあとジェットストリームのパーソナリティとかに抜擢されたい。

 

aikoとデュエットがしたい。
少し背の高い~⤴︎︎︎
少し背の高い~⤵︎ ︎
がしたい。
あ~ま~い~⤵︎ にお〜い〜に〜⤵︎
   あ〜ま〜い〜⤴︎  にお〜いにィ〜〜⤴︎
がしたい。

 

この間モンハンの実況動画を作ってたんだけど、初見プレイを撮ったら尺が40分とかになっちゃって、しかも同時に収録した声とBGMの大きさのバランスも致命的に悪くそのままでは見れたものではなかった。
どうしたものかと考え、とりあえず撮れた動画の音を全部消して後付けで実況を入れようということになり、40分に渡ってしゃべってみた。相手もなし、反応もなしのパソコンに向かっての1人しゃべり。


そもそも同時に収録してた実況も一通り装備の紹介とかした後、いざ狩猟に入ったら「いてッ」とか「わかんねえな~」とか「ッシ!」とかだったので(やめちまえ)そういう間延びしたものをしゃべり1本で埋めようとするのは無理があったのだけど。
ともかく、40分しゃべった。案の定装備紹介をしたら後付けで言うことなんかほぼなくて、たまに「当たってますね~」、「避けましたね〜」って触れはするものの、基本的にはフリートークをした。最近の話とか、受験の話とか、このブログの話とか。

なんとかしゃべり終えて、少し考えて、そっと全部ボツにした。

まあそういうことがあって、1人喋りのラジオ番組とかをやるのは本当に難しいってことがわかった。選ばれた人だけができることだし、多少下手だなあって思われても、正直仕方がない部分もあると思う。


や、そんなに難しいことないでしょ。たしかに手ぶらでずっとフリートークは厳しいかもしれないけど、メールがあれば、コメントがあれば、前に作家がいれば、そこそこ出来ると思うよ。
と言う人がいるかもしれないし、僕の脳内の「僕を甘やかしてくる部分」もそう言ってるんだけど、そういう奴は何あっても出来ないんだよッ!と僕のネガティブを司る部分が言う。

だいたいそうやってな、おまえは言い訳ばっかりで気持ち悪いんだよ。"YouTube"だあ?ふざけやがって……。
大っぴらに何かすごいことをやって褒めてもらうような能力も自信もないのにそれを「俗っぽい」とか言って遠ざけて、それでも誰かに自分を見てほしくて、遠回しに自己顕示欲を満たそうとした結果が "YouTubeで動画を知り合いに限定公開" か?
そういうところなんだよ結局おまえは。
「これやりました!すごいでしょ?おもしろいでしょ?褒めてほしくてやったんです!」ならまだわかるよ、ところがおまえは
「(無言で成果物ドン!)(制作時間数時間)(苦笑いクオリティ)…………………………へへ、どうすか……?あれ、おかしいな……誰も、見てくれないな……見られた回数とか、確認しちゃおうかな…………46。……46回は見られてるってことかな……?いいね、つかないな……あれ……?」
じゃないか。そこなんだよ。おまえの気持ち悪さはこれなんだよ。堂々と褒められようとしない。「凄ぶってる」だけ。
誰もおまえに言わないからな、この俺が言ってやるよ。


おまえはな、凡 だよ。なんなら凡 以下 だよ。


どうせこの記事もまた、「エッチな話です。」とかつけて大した言及もなくTwitterに投げるんだろ?そこがおまえの気持ち悪さだよ。なるべくいいねがつかなさそうに、なるべく褒められなさそうに、わざと下手に立ち回って、いざ本当に褒められなかった時の保険にしてる。自分でもまともに評価されないことぐらいわかってて、それを認められないでいることの表れが「エッチな話です。」なわけだ……


と、僕のネガティブな部分がさらに追い打ちをかけてきて、自己肯定感を元の位置に戻そうとする。
ああ、そういえば僕はなんの取り柄もなくて褒められるようなことなんてできないんだから、「思ってたより褒められた」って思える「効率の良い自己肯定感摂取」の仕組みを作り出して、何度だって周りの人間のお友達用の優しさを掠めとっては自分の心の栄養に変換しようとしてきた人間だったんだなあ……。と思えてくる。

 

自己PRとか、自己分析とか、自分の強みとかを考えさせられる今の時期なので、なんかこう……自分がすごいんじゃないか、みたいな方向に心の針がズレてきている。自分の身の丈にあった自己肯定感だけが取り柄だったはずなのに、そのバランスが歪になってはとうとう人に嫌われ出す。もうすでにそういう状況に片足を突っ込んでいるのが、YouTubeで実況動画を作るだとか、ラジオ番組持ちたいだとかいう言動に表れているわけで、それを君、気をつけなきゃあ、いけないよ。
と、脳内裁判長が説諭を述べる。
ハイ。
被告僕、少し俯いてつぶやき、閉廷。

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